熱中症について

6月下旬になって急に気温が上がり、もうすでに体がバテぎみになってます。

昔も暑さにやられることは多かったようで、
江戸時代の「医方大成論和語鈔」という本の「暑」の項目に熱中症で気を失った人の
処置の仕方が書いてありますが、やってはいけないことが書かれているところが興味深いです。

暑さにやられて倒れてしまった人に冷水を与えたり湿地に寝かせてはいけない。

…暑にやられた人は、陽の気(体を温めたり気を巡らせたりする力)がやられているので、
水で冷やしたり、冷湿の場所に寝かせると余計にその陽気を損なってしまう。

逆に、熱いお湯を病人の口にそそいで、
熱湯に布きれをつけて病人のへその下(気海穴)の辺りを
冷めないように温め続けて中下焦の陽気を蘇らせなさい、
意識が戻れば、黄連香薷散あるいは五苓散を与えなさい、

とあります。冷やさずに温めなさい(特におへそ周辺)、ということですね。

旅の途中、暑さで倒れたときも、おへその辺りを温めなさい、
そして、倒れた人の意識が戻ったら、
ショウガかニンニクを噛み砕いてお湯で与えるといいと書いてあります。

…猛暑の日は、ショウガかニンニクを持って出かけるといい?

ちなみに、上のおへそ周辺を温める時には、お灸を使えばいいですし、
夏は冷飲食が多いので、冷えたおなかに対してもおへそのお灸はとてもいいです。

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みどりはりきゅう

Author:みどりはりきゅう
愛知県で、鍼灸治療と訪問治療をやっています。
鍼灸治療は半田近隣を往診、名古屋鶴舞のそらクリニックで金・土に治療をしています。
訪問治療は、自宅訪問でマッサージと機能回復の運動をしています。

鍼灸の事や、日々の出来事などを書きたいと思います。
たまには、飼い猫も登場するかも?

『お灸教室』も開催しています。
その都度お知らせしますので、興味のある方はぜひお越しください。

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