腸内細菌について

最近、更年期症状の原因を知りたい目的で色々な分野の勉強をしてます。
お正月のブログで触れた、副腎疲労症候群とか、女性ホルモンのエストロゲンよりプロゲステロンが相対的に減少しすぎている時の弊害を指摘する本だったり、リーキーガット症候群とか色々ありますが、最近は光岡知足先生の「人の健康は腸内細菌で決まる!」という本を読みました。

一見、更年期とは関係ない?と思いますが、更年期あたりからの便秘は結構みなさんあるようです。
ひどくて痔をお持ちの方も意外と多いのです。

で、内容をちょっとピックアップしてみました。(すみませんが、読みづらいかも。)



○腸の中には大きく分けると善玉菌・悪玉菌・日和見菌がある。

・善玉菌 主な菌;ビフィズス菌、乳酸桿菌、腸球菌(人はビフィズス菌が多く、他の多くの動物は乳酸桿菌の方が多い)
 病原菌が腸内に侵入するのを防ぐ・悪玉菌の腸内での増殖を抑える・腸の運動を促して便秘を防ぐ・免疫機能を刺激して、生体調整のために働く。

ビフィズス菌は、乳酸や酢酸を作り、これが腸を刺激して蠕動運動がさかんになり、便秘を解消させる。



・悪玉菌 主な菌;大腸菌、ウェルシュ菌、ブドウ球菌 
腸内のたんぱく質を腐敗させ、様々な有害物質を作り出す・便秘や下痢、肌荒れなどが引き起こされやすくなる・腸内フローラ(腸内菌叢)を悪化させることで生活習慣病などの要因になる・加齢とともに割合が増加し老化の原因になる。



・日和見菌(どっちつかずの菌)(大多数)主な バクテロイデス、ユウバクテリウム、嫌気性連鎖球菌、クロストリジウムなどの嫌気性細菌。
悪玉菌が繁殖すると悪玉菌になびき、減ると大人しくなる。 日和見感染を起こす。


日和見感染・・・病気、ストレス、老化、術後などで免疫が落ちると無害だった日和見菌が病原菌となり他の臓器に侵入して感染症を引き起こし、敗血症や腎炎、膀胱炎などを発症させる。腸内バランスの崩れが大きい。(大腸菌やウェルシュ菌、腸球菌なども日和見感染を引き起こすこともある)




生まれた赤ちゃんは、母乳にビフィズス菌を増やす因子があるようで、母乳により腸内にビフィズス菌が多くなるが、離乳で日和見菌が増える。粉ミルクを飲む場合は母乳を飲む子よりビフィズス菌が少ない。→オリゴ糖を加えてビフィズス菌のえさを増やすと少しは変わるそうです。



○発酵と腐敗の違い
発酵;乳酸菌と他のカビや酵母などの微生物とともに糖を分解し、味わいや栄養価を倍加させたり保存性を高めたりする。 ヨーグルト、チーズ、味噌、醤油、酢、ぬか漬け、キムチなど
腐敗;微生物によって、たんぱく質を分解し、人に有害なアンモニア、アミン、インドール、スカトールなどの腐敗物質を生成する。

肉類をよく食べたり、ストレスの多い人は悪玉菌をふやすケースが多い。


腸内細菌の有用性「ビタミンの合成、消化吸収の補助、病原菌の感染防御、免疫機能の刺激」→健康維持
腸内細菌の有害性「腸内腐敗、細菌の毒素産生、発ガン物質の産生」で、これが「便秘、下痢、発育障害、肝臓障害、動脈硬化、高血圧、ガン、自己免疫疾患、免疫抑制などにつながる。

腸内細菌のなかには、病原性を持ったものもあり、これらは「抗生物質、ステロイドホルモン、免疫抑制剤、放射線治療、大手術、老化」などによって活発になり、各種感染症や臓器の炎症(膀胱炎、腎炎、髄膜炎、腹膜炎)や膿瘍(肝膿瘍、肺膿瘍、脳膿瘍)、敗血症の原因になる



○機能性食品
(国が定めた分類)
特定保健用食品 食後血糖値の上昇を緩やかにする、カルシウムの吸収を助ける、お腹の調子を整える、など
栄養機能食品 サプリメントなど、体の諸機能を向上させる食品

(作用メカニズムでの分類)
プロバイオテクス; 生きた細菌や酵母、多くの発酵食品→実際には生菌・死菌に限らず腸内にいい影響を与える

プレバイオテクス; 大腸に棲みついている善玉菌の増殖を促すもの 食物繊維・オリゴ糖、BGSなど

バイオジェニックス; 腸内の免疫機能を刺激したり、コレステロール・血糖・血圧を安定させたり、活性酸素を減らしたりするもの 植物フラボノイド、DHA、EPA、キチン、キトサン・・・




食事は悪玉菌を増殖させる肉類などの動物性食品の摂り過ぎを抑えて野菜、果物、発酵食品などビフィズス菌を優位にする食べものを多く摂る。

ヨーグルトを食べる場合は無糖、無脂肪を一日最低200ml ←結構な量です!

また、菌が生きてても死んでいても菌体成分が腸管免疫を刺激する
↑生きたまま腸に届かなくても菌の数があればいいということ!知らなかった!



便の形状

・機能性便秘
   コロコロ状 けいれん性便秘(下痢をともなうことも多い。仕事や人間関係でのストレスの多い人
   カチカチ状 弛緩性便秘(腸の動きが弱くなる) 女性に多い便秘症状←このタイプが特に更年期から増えて痔になりやすくなるようです
・直腸性便秘 老化によって腸の蠕動運動が低下して排便する力が衰える
・器質性便秘 腸の病気



・・・つづく・・・













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みどりはりきゅう

Author:みどりはりきゅう
愛知県で、鍼灸治療と訪問治療をやっています。
鍼灸治療は半田近隣を往診、名古屋鶴舞のそらクリニックで金・土に治療をしています。
訪問治療は、自宅訪問でマッサージと機能回復の運動をしています。

鍼灸の事や、日々の出来事などを書きたいと思います。
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その都度お知らせしますので、興味のある方はぜひお越しください。

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